洗濯槽(洗濯機)クリーニング仕上り例

洗濯機(洗濯槽)クリーニング作業工程

※乾燥機能付洗濯機の分解の場合、クリーニング出来ない場合もありますがその際には何故出来ないか、
もしクリーニングするとしたらどのような方法があるかなどしっかり説明させて頂きます。
※現在判明している分解出来ない乾燥機能付き洗濯機
パナソニック鰍mA−FD8000 三菱鰍lAW−HD88Y 日立鰍mW、BWシリーズ

                          
                      
洗濯機について

洗濯機も最近では乾燥機能付き縦型洗濯機やドラム式洗濯機などいろいろ機種が増えてきました。こういった洗濯機の特色は乾燥機能がありますのでベランダなどの野外に干す手間が省けて便利な洗濯機といえます。しかし洗濯機内部の構造が従来の乾燥機能がない洗濯機から変わってきています。その変わり方は各メーカーによっていろいろですがいずれにしても言える事は分解してクリーニングが出来ない機種が少しづつ増えてきている、という事です。と、いう事ははっきり言ってしまえば‘洗濯機内部が汚れた状態で使いつづけなければならない、という事です。もちろんその洗濯機のメーカーに分解クリーニングをお願いする事も出来るとは思います。ですが仮にお願い出来たとしてもクリーニング料金が格段に高くなるという事が言えます。シダーズも今まで何度かメーカーに問い合わせた事があるのですが料金が縦型乾燥機能付き洗濯機で¥24,800と言われました。しかもお願い出来たらの話です。メーカーは洗濯機を販売はしたくてもクリーニングは避けたい傾向があります。これはシダーズもメーカーの人にはっきり「うちとしてはクリーニングする事にうまみはない」と、いわれた事があるのでおそらくそうなのでしょう。

しかし洗濯機は縦型乾燥機能付き洗濯機やドラム式洗濯機にしても当然使用していれば汚れます。ですので‘きれいな洗濯機の状態で衣類を洗濯したい’と思うのであれば‘(機能的に)古くて、安くてシンプルな洗濯機’の購入をおすすめします。と、いうのは従来からあった乾燥機能なしの縦型洗濯機はほとんどの機種において弁解クリーニングができます。洗濯機の構造がいたってシンプルなので分解しやすいのです。しかも‘古い’といっても製造年月日が古いもの、という事ではありません。機能的に新しくないもの、という意味です。つまりメーカーはドラム式洗濯機や乾燥機能付き縦型洗濯機を製造する一方で従来のシンプルなつくりの洗濯機を毎年、製造・販売しているのです。2槽式洗濯機でさえも未だに製造・販売しています。ちなみにシダーズが10ヶ月前に購入したシンプルな洗濯機は、価格が¥39,800で、2011年製造で、7.0Kサイズで、送風機能付きで(乾燥機能ではない)、洗濯の仕方が9コースから選べて、銀イオン除菌、槽洗浄機能付きの洗濯機です。もちろん分解クリーニング可能です。シダーズとしてはこの洗濯機で十分満足しています。


                       
エコ設計を考える

最近は‘節電’、という事がよく意識され、最新の洗濯機などは特にECO設計仕様で電気代が節約出来る、などとよく言われています。ですがシダーズはあえてこの‘ECO設計仕様’というものに疑いの目を向けています。と、いうのはまず第一にその節電効果は使用者本人が確認できないので本当に電気代が節約出来ているのかどうか分からないからです。当然普段私どもが使用する電化製品は洗濯機だけではありません。エアコンやTV、炊飯器もあればパソコンもあります。挙げればきりがありません。こういった多くの電気を使用する製品を毎日使用してその中で洗濯機だけの電気代を確認する事はほとんど不可能です。もちろん、旧来のものと全く同じ機能、仕様で造られた洗濯機であれば技術が進歩している事を踏まえると、使用する電気代は抑えられるでしょう。しかし言うまでもない事だと思うのですが新しい電化製品というのは旧来のものと比べて必ずと言っていいほどそれまで無かった新しい機能が付いています。当然、仮に新しい電化製品を購入したとすればその新しい機能も使用するはずです(でなければあえて高い料金を支払って購入する必要がない)。その新しい機能を使用する事により、それまでより多くの電気を使う事になるのです。実際にメーカーが作成するそういった電化製品の仕様書などには‘従来のものと同じように使用した場合、使用電気量を抑えられる’といった事が書いてあります。つまり新しい機能を使い、違った使い方をした場合はその限りではない、という事です。というか普通に考えたら新しい便利な機能を使うわけですから使用電気量は増えます。そういった事を踏まえると少なくてもエコ設計でつくられたものだからといって必ずしも電気代を抑えられるとは言えないわけです。

しかも洗濯機で言えば前述したように新しい乾燥機能付き縦型洗濯機やドラム式洗濯機は分解クリーニングもできないわけです。なのでもし今後洗濯機を新しく購入される場合、本当にECO設計なのか、分解クリーニングができるのか、その新しい洗濯機の新しい機能は使用電気量を増やしても使用する価値があるのか、などを踏まえて総合的に考えて購入する事をおすすめします。


※上部に乾燥機があった場合別途プラス\1000頂いております。
※ドラム式洗濯機は対象外となります。