よく市販の洗浄剤などの成分表を見ると多くのものに界面活性剤が入っているのをご存知かと思われますが難しい科学的論理は置いといて、いわゆる洗浄成分と思って下さい。ただ大まかに分けて4種類に分かれます。それは@陰イオン系A非イオン系B陽イオン系C両性イオン系の4種類です。それぞれどういう性質のものかと言いますと@とAは主に洗浄成分Bは殺菌、揮発防止Cは殺菌、柔軟性維持として使われます。ちなみに花王鰍フキッチン用マジックリンはアルキルアミンオキシドという両性界面活性剤が2%とアルカリ剤などが成分として含まれています。また、これも花王鰍フマイペットにはアルキルエーテルという非イオン系と硫酸エステルナトリウムという陰イオン系の界面活性剤が合計で7%含まれています。この2商品を比べた場合、実は界面活性剤の含有量が少なく洗浄成分ではないアルアミンオキシドが含まれているマジックリンの方が洗浄力が強いのです。つまりこの場合アルキルアミンオキシドとアルカリ剤などの成分が混ざって化学反応を起こし、それが強い洗浄力を発揮するのです。実はシダーズは普段洗浄成分そのものよりもそれと一緒に含まれている助剤との化学反応に注目して洗浄剤を選んでいます。 |