人間の生きるいろんな場所で発生する可能性があるのがカビです。空気中にはあるデータによると1㎥あたり約80個のカビの発生の原因と言える真菌という菌が浮遊しているらしいのですがこの真菌がある環境的な条件を満たすと実際に目に見えるカビになるといわれています。その条件として・湿度が70~99%・ざらざらしている所・石鹸カスなどの汚れがある などがあげられます。梅雨の時期などのお風呂場のタイルの目地部分などはその条件があてはまり、まさにカビの発生しやすい所と言えます。これは真菌がタイルの目地部分に付着し、その目地に菌糸を張りその上に胞子を萌芽させます。この胞子が私共が実際に目にするカビと言うわけです。逆にタイルのつるつるした面、ユニットバスなどで銅ホーローに樹脂がコーティングされている壁面などはカビが発生しにくいと言えるでしょう。ただしこの場合も石鹸カスなどの汚れが付着した場合は真菌がざらざらした面のかわりにその汚れの上に菌糸を張るのでカビが発生しやすくなります。以上の点を踏まえるとカビの発生防止対策としては・湿度を69%以下に保つ・お風呂場の石鹸カスやガラスサッシに付着した汚れなど汚れをない状態にしておく(きれにしておく)ことが対策としてあげられます。カビの除去方法としてはお風呂のカビの場合は市販で売られている次亜塩素酸が成分として含まれるカビキラー(ジョンソンプロフェッショナル㈱)などを塗布し、5~30分くらいつけおきするとだいたいのカビはとれます。強固に付着したカビで1回で取れない場合は再度同じ工程を最高3回まで繰り返して下さい。この時作業を行う上での注意点としてマスク、ゴム手袋を使用し、窓などを開けて徹底した換気を心掛けて下さい。また、塗布した後はすぐに浴室から出てお風呂のドアを閉めて下さい。また、部屋の壁紙などに付着したカビは換気をしっかりしてカビキラーなどを2倍以上に希釈してタオルを軽く絞り壁面に軽く塗るようにふきあげて下さい。その後でしっかり水拭き、乾拭きを行って下さい。ただしお部屋の場合水で流せない為、次亜塩素酸の臭いが残りやすく体に害を及ぼす事があるので少し作業した段階で臭いが気になった場合はすぐに作業を中止して下さい。
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カビについて

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